札幌でもインフルエンザの流行がはじまりました!
冬になると気になるのはインフルエンザの流行です。
先日のニュースで札幌も流行期に入ったとありました。
皆さんはインフルエンザワクチンは受けましたか?
今年は早くも品切れしているみたいですね。
一週間ほど前、私もインフルエンザのワクチンを受けてきました。
刺されている間は、まぶたの裏に愛娘の笑顔を投影しながら痛いのを我慢しました(笑)
インフルエンザワクチンを受ける方がいる反面、まだまだ受けていない人も多いのが現状です。
よく聞くのは、ワクチンをうっても効かない。
逆にワクチンをうって、インフルエンザにかかったなんて事を聞くこともあります。
今回は、そんなインフルエンザワクチンの都市伝説や、本当の効果について調べてみました。
インフルエンザの症状とは?
38℃以上の高熱
寒気
関節痛
倦怠感
咳
喉の痛み
鼻水
くしゃみ
頭痛
などがあります。
基本的にはいわゆる風邪症状と似ています。
風邪との違い
風邪症状と大きく違う点は、症状が急激に悪化することです。
これはインフルエンザウイルスの強力な増殖力によるものです。
1つのウイルスが体に入ると急激に増殖し、24時間後に100万個にまで増えてしまいます。
(出典 感染症予防ナビ)
さらに症状が風邪に比べ強く、熱、悪寒、喉の痛み、関節痛など、どれも「あれ、これなんかやばくないか…ガチガチ(歯の当たる音)」となります。
インフルエンザの潜伏期
感染後、1日~2日で発症すると言われています。
本人も感染に気づいていないような潜伏期でも移してしまうことはあるのでしょうか?
潜伏期でも、感染するか?
発症1日前から発症後1週間は感染する可能性があり、特に発症してからの3日間は感染力が強いとされています。
その為、自分が感染していないとしても、このシーズンは予防、感染拡大に注意が必要です。
メインテーマ【ワクチンは効くのか?】
インフルエンザワクチンが毎年変わることはご存じでしたか?
専門家達が国内外のデータをもとに、流行するであろうインフルエンザの種類を予想し、ワクチン株を変えます。
それにより、毎年変化していくインフルエンザの種類に対応しています。
そのワクチンには不活化ワクチンを用います。
ワクチンを打ってインフルエンザに感染する?
不活化ワクチンとは、死んだウイルスを使ったワクチンです。
当然死んでいるため、そのウイルスに感染力はありません。
なぜ、このような話が出たのでしょうか。
それは次の話が影響していると思われます。
インフルエンザワクチンは効かない?
ワクチンの効果としては様々な意見があるようです。
そもそもワクチンを接種しても感染は防ぎきることはできません。
呼吸をしている限り、ウイルスは入ってきます。
かからないために打つのではなく、重症化を防ぐためにワクチンを打つと考えた方がいいようです。
そして、症状が少ないということは、周りにウイルスをばらまく可能性も下がる為、感染拡大を防ぐことにも繋がります。
ただし、ワクチンを打ってから抗体ができるまで2~3週かかる為、流行する前に接種することが大切です。
インフルエンザ対策
1.人の集まるところに行かない!
感染は人から人に起こります。
外出は必要最低限にしましょう。
2.マスクをつける
ウイルスの侵入を防ぐ効果と加湿効果がある為、外出はマスクをつけましょう。
3.うがい手洗い
うがいは15秒×2~3回
手洗いは1分間、手のひら以外に指や手首などもしっかり洗いましょう。
4.加湿
『温度21~24度、湿度50%に保ち、6時間後にウイルスの生存率をみると、3~5%であったのに対し、湿度を20%に下げるとウイルスの生存率は60%になった』というデータがある為、お部屋の加湿もとても大切だと言えます。
以上のことに気を付けて健康な冬を過ごしましょう!!